专利摘要:
本発明はアセンブリに関するものであり、たとえばマットレスのコアを形成する発泡層のような下地表面や支持表面の形状を規定する要素と、下地表面や支持表面の形状を波形に適合するための要素と共に用いる装置とを備えており、上記装置は選択的に伸張および/または圧縮が可能な少なくとも1つの本体を有している。上記本体は、使用中に下側で延在する要素の一部の内部に埋め込まれるか、当該要素の一部の下に配置され、その上方に要素の厚みの大部分を有し、上記本体は要素の波形部に対して、下地表面あるいは支持表面における波形を選択的にもたらすために作動し、波形部は要素の他の部分に旋回可能な構成部分を介して接続されている。
公开号:JP2011516117A
申请号:JP2011501733
申请日:2008-12-04
公开日:2011-05-26
发明作者:ネガース,ヨハネス・コーネリス・マリア
申请人:ネガース,ヨハネス・コーネリス・マリアNeggers, Johannes Cornelis Maria;
IPC主号:A47C20-04
专利说明:

[0001] 本発明は、マットレスのコアを形成する発泡層のような下地表面や支持表面の形状を決める要素と、下地表面や支持表面の形状を波形に適合するための要素と共に用いる装置を有するアセンブリに関するものであり、当該アセンブリは選択的に伸張および/または圧縮が可能な少なくとも1つの本体を有する。]
背景技術

[0002] 既知のマットレスにおいては、その表面に下地表面が規定される。その支持表面は通常、実質的に水平であるか2次元である。たとえマットレスの形状への調整がまったくなされていない場合においても、例外的に枕だけは使用者の頭部に対して用いられる。]
[0003] しかしながら実質的にほぼ平坦な、マットレスによって規定される支持表面は、望ましくない場合も多く、逆効果や、害となる効果さえもたらすことがある。たとえば使用者が脊柱後弯症や狭窄症、ヘルニアなどを患っている場合、平坦な下地表面や支持表面は症状を悪化させたり、体の限られた数の箇所において長時間にわたり圧力荷重が加わり続ける結果として痛みや床ずれなどを招くことになる。]
[0004] しっかりとした感触のマットレスは選ばれた材料から製造されることが知られており、それによって、マットレスは使用者に合った外形となる能力がもたらされる。それゆえこれは反射的な調整であるが、これはまだ上記の持病を抱える使用者を満足させるほど問題を解決していない。]
[0005] 上記の装置において、より使用者に使いやすくなるように問題を解決する目的で、下地表面や支持表面を所望の形状に決めるための装置を有するアセンブリは、たとえばWO88.01158号公報により知られている。当該公知のアセンブリはマットレスの上に配置された、薄く、しなやかなカバリングまたは被覆層をその上に有する膨張式のプラスチック袋を備えている。]
発明が解決しようとする課題

[0006] 当該公知の構成は多数の欠点を有する。
膨張用の細長い風船と対比可能である空の(膨張されていない)プラスチック袋がマットレスの下地表面または支持表面の一部の上に分離した状態で横たわる。通常、水分調整の目的で用いられるマットレスのコア材料における当該水分調整は、空のプラスチック袋で覆われたマットレスコアの表面と同程度に妨げられる。それゆえ当該空の袋の端部は容易に認識可能であり、薄くしなやかなカバー層を通じて分裂したようで不快に感じられ、このことが快適さとは全く逆の効果を与える。]
[0007] 上記袋の膨張状態においては、支持するという要求基準を達成するために、当該袋は剛性があり硬いものであるか、少なくとも剛性があり硬いもので形成されるべきである。袋が十分に膨張していないことにより、使用者は簡単に、袋の下の従来のマットレスにより規定される下地表面または支持表面上で沈み込んでしまうであろう。膨らんだ袋の硬さは減衰しないか、あるいは薄いしなやかなカバー層上で存在感が少なくなったりする。このため人が当該マットレスの上に座ったり横たわったりすれば、これらの膨らんだ袋はより硬くなり、使用中の快適さが失われる。さらに、使用者が上記の公知のマットレスの上に横たわりベッドから離れようとする際には、使用者はベッドから出るために、硬く膨らんだ袋によるかなりの障害を乗り越える必要がある。このような硬く膨らんだ袋は変形などの融通が利きにくい。これは同時に許容範囲でマットレスから降りるために障害となるものの支持する力を持たせるために当該袋がかなり膨張しているめである。]
[0008] EP−A−1.541.109において、膨張した部材を薄いマットの下に備え、おそらくマットレスとして提供されるアセンブリが開示されている。しかしながら、当該マットの下の膨らんだ袋がマットの波形を調整することを可能とし、当該波形がマットの上の下地表面または支持表面に与えられるように非常に薄い形状を有することが必要である。そのためこの装置を備えるアセンブリは、膨張した状態あるいは収縮した状態において、常に使用者に快適さの面で物足りなさが残る。]
[0009] 本発明は、通常は平坦であり、特にマットレスと共に用いられ、支持表面の積極的な適応を実現可能とすることを目的とする。]
課題を解決するための手段

[0010] 本発明の目的は、添付の請求項中の主要請求項において規定されるアセンブリによって達成される。ヒンジ状の構成が、通常のマットレス、特にマットレスコアが装置や本体により規定される波形に調整され、上記の2つの引用文献を配慮すると欠点を示す追加の装置の存在にもかかわらず、所望の快適さや更には十分な水分調整をも与え続けることを可能とするようにマットレスのマットレスコアがより厚くなる。]
[0011] 上記構成はさらに使用者のいびきの問題も解決することができる。使用者が眠りに落ちた際にマットレスの屈曲した端部に背中をあてて横たわると、その後仰向けになるよう寝返る可能性が制限され、このような姿勢はいびきをかきやすい姿勢として知られる。]
[0012] 当該装置は周期的に、または間隔をおいて膨張したり圧縮されうる。本発明に従う装置を備え上記のように設計されたマットレスの上に横臥した人は、定期的かつ強制的に姿勢が変えられ、床ずれをかなり有効に防止する。装置がマットレスの要素の互いに対向する端部に沿って配置される場合には、床ずれが起こる危険性をさらに確実に回避するために、ゆっくりあるいは早い繰り返しの揺動運動が行われ得る。]
[0013] このことは、たとえばマットレスの形態で使用者に入手できるなら、症状がはっきり現れていない使用者にとっても、本発明に従うアセンブリの利益を減じるわけではない。たとえ予防策としてであっても、本発明は非常に好ましい効果をもたらす。]
[0014] 本発明に従えば、マットレスのコア層は、膨張式の装置の形態を採る伸張可能な本体を備えた装置の上にかなりの厚みで延在する。このコア層が水平になる動作が行われた結果、膨張式の装置の圧力が低くなりすぎることによりアセンブリの操作が損なわれることはなく、最大圧力より低い圧力においても、周知の構成とは対照的に、意図した波形を形成することができる。さらに使用者は、たとえば背中や脚の上側にてその上で局所的に圧力を加える際に、多かれ少なかれ膨らむかもしれないが、装置の上においてより体の動きの融通が利くようになるため、容易にマットレスから起き上がることができる。]
[0015] より好ましい実施例において、使用時に実質的に楔形の断面を有する本体を適用することで、装置が支持表面の上または下に配置された際に、楔形の形状を適切に選択しながら支持表面を適合させることが可能となる。このため楔形の本体をマットレスの下、あるいは上のいずれに設置することも可能となる。しかし、このときたとえば固定用のファスナーなど、マットレスとの位置ずれを防ぐ適切な手段とともに設置されることがより好ましく、このような固定は、マットレスの中または下に配置される場合に適用され得る。あるいは、当該楔形の本体は支持表面とマットレスとの間に配置されたり、マットレスの中に組み込まれてもよい。]
[0016] 非公開の検査により、本発明に従う装置の恩恵を受けうるのは、病気を抱える人々だけではないことが確認されている。身体的な症状のない人々もまた、たとえばマットレスの支持表面の上記適応を快適な改良として認識する。]
[0017] 本発明は多数の好ましい実施例を有する、そのうちのいくつかは添付の請求項のうちの従属請求項にて規定される。本体は中空であってもよい。本体が中空になれば、必要な材料の量を少なくすることができるという利点を有する。中空の本体は、上記装置を膨らませたり縮ませるために適切な手段が接続されると、さらに膨張容易となる。]
[0018] 膨らんだ状態の本体を有する要素の波形部は、断面において、当該要素の他の部分と5〜45度の角度をなすことが好ましい。閉じ込められる角度は、本中空体の内部の膨張状態や膨張圧力に依存することもある。閉じ込められた際の角度は、マットレスの端部(あるいは当該端部から一定の距離の箇所)からマットレスの中または下に楔形の伸縮体が延びる距離に関係することもある。たとえばマットレスの支持表面が使用者に快適な態様となるようにするために、たとえば中空の本体の圧力を変化させることにより、閉じ込め時の角度を所望のあるいは要求された値に決めることができる。]
[0019] 当該本体を膨張させる手段としては空気または液体を用いることができ、また特に仮に楔形の本体が使用状態のマットレスに横たわる使用者と接触しない場合(その場合に限られないが)には、ゲルを用いることができる。楔形の本体は、ここでは支持するための所望の圧力や硬さにするために、個々に分かれたり、互いに接続されたりすることが可能なチャンバーや区画に細分されていてもよい。]
[0020] このような部分に分かれた本体は、たとえば仮にベッドのベースが本体の部分の繋がった長手方向に交差する方向に波形を形成しうる場合、下地表面または支持表面の波形の自由度をさらに高めるのにも役立つ場合がある。このことは、単一の本体を有する1つの実施例においては所望の波形を生成することなく内部に屈曲部を形成することに帰する。特に分割本体は、形状の適合性を最大にすることが可能となるように、個別に伸張および/または圧縮可能である。]
[0021] 仮に楔形の本体が膨張可能である場合には、当該装置は当該本体を膨らませる目的で選択的に作動させることができるポンプをさらに有しうる。このようなポンプは、操作により制御可能であり、たとえば使用者の操作により作動させることができる。このような目的で当該コントロールは、たとえば携帯可能であり、選択的にマイクロコンピュータや他の同様の要素を介して、またアンテナなどを介してポンプとワイヤレス接続される操作手段により行える。赤外線リモートコントロールも可能である。使用者は本発明の装置にポンプを用いてさらに空気などを送り込むべきか、あるいは逆に(部分的に)縮ませるべきかを示すことができる。]
[0022] さらに考えられる好ましい実施例では、当該ポンプは本体に実質的に固定されるように接続され得る。このようにすれば、高信頼性を有する構造体が得られる。ここでポンプと本体は互いに取り外し可能に接続可能であり、仮に中空の本体がリークや収縮を起こした場合でも、当該ポンプは容易に、場合によっては修理後に、再接続され、このような態様も本発明の範囲に属するものとする。楔形の本体が区画やチャンバーを備える場合には、各々の区画部は、これらのチャンバーの各々において、別々に、あるいは瞬時の要請あるいは使用初期に応じて合同で、選択的な圧力調整を行えるようポンプに接続することができる。選択的に(部分的に)本体を収縮可能とすることもできることが望ましい。このような目的のため、制御可能な出力バルブが本体に接続され、当該出力バルブは装置の使用者により制御可能であることが好ましい。]
[0023] 特に支持表面を規定するために、本体がたとえばマットレスの端部に沿って延びる実施例においては、対向して配置された他の端部上に(少なくとも1つの)本体を配置することが好ましい。マットレスの直立した端部間にある種の空間が形成され、これらはその位置で楔形の本体によって上方に押圧される。この楔形の本体は、マットレス上に配置されるか、あるいはその中に組み込まれる。単数または複数の本体は、マットレスと一体化される。特に本体同士が相互に接続されている場合には、本体はマットレスを形成することも可能である。後者の場合には、たとえ湾曲した波形を有していたり、全ての実施例において必要ではないが、特に互いに接続された本体の接続部が斜めに移行するか、徐々に本体の楔形形状に移行する際に、使用者により決まる下地表面において、多くの不連続部を平らにするために、装置上の1つまたは複数の本体の上にさらに選択的に快適なマットレスが配置されてもよい。2つの選択的に膨張可能な本体、あるいは少なくとも中空の本体を有する実施例においては、両方あるいは2つ以上の本体は外部のポンプ、あるいは装置自身のポンプに互いに接続されうる。バルブまたは同様の手段が、2つの本体の一方あるいは両方の本体を同時に膨張あるいは空気を入れるために設けられてもよい。本体がチャンバーや区画部に細分され、これらのチャンバーや区画部が選択的あるいは共に1つまたは共有のポンプと接続された場合でも、同様のことが可能である。このことは操作を通じで起こることであるが、出力バルブに関しては、装置内の膨張可能な本体あるいは区画の各々の個別の膨張を可能とすることが好ましい。少なくとも1つの本体にポンプを接続するためのバルブ部材はまた、制御部と接続され、該制御部により制御されることが好ましく、使用者は手近に最終的な設定手段を有することが好ましい。]
[0024] アセンブリは、該アセンブリの周囲に配置されるスリーブまたは表層を有していてもよい。その少なくとも特定の部分であって、下地表面または支持表面から下部に側面に沿って延びる部分は、弾性を有する。本体または装置が膨張あるいは拡張する際の形状の変化に適応可能である。]
[0025] 本発明に従うさらに他に考えられる追加の実施例では、本発明に係るアセンブリは、収縮した状態において本体をコンパクトな形状にするための屈曲手段を本体が備えるという構成を有する。当該屈曲手段は、張力ケーブルを有しており、これらは弾性を有することが好ましい。装置または本体は、快適さに顕著に影響する材質に悪影響を与えることなく、容易かつきちんと圧縮あるいは収縮可能である。]
[0026] 可能な実施例においては、旋回要素は、装置から下地表面または支持表面の下部の位置まで上方に延びる少なくとも1つの切り込み部を有し、当該要素は装置によって規定される形状となるように装置内で局所的に適応可能である。付加的または選択的に、当該旋回要素は少なくとも1つの、下地表面または支持表面から下方に延びる切り込み部を有していてもよく、当該要素は装置によって規定される形状となるように装置内で局所的に適応可能である。これらの実施例において、たとえば発泡材のマットレスコアは、上記の態様で開口部と共に設けられる。上品でシンプルなデザインのヒンジ状の構成が実現される。]
[0027] 本発明は以下において添付図面をベースに、さらに詳細に説明される、以下においては同一または同様の部材や構成要素や特徴部材は、同じ参照番号で記され、それらはあくまで一例として開示される。]
図面の簡単な説明

[0028] 本発明に従う装置の取り付け例を示す。
図1に示す本発明に従う実施例に関連する他の実施例の使用態様を示す。
本発明に従う、装置とマットレスとのアセンブリを示す。
本発明に従う、装置とマットレスとのアセンブリの変形例を示す。
本発明の固体の単一の実施例を示す。
本発明に従う、弾性を有するスリーブまたは表層を有するアセンブリの中の装置の実施例を示す。
本発明に従う、屈曲手段を有するマットレスと装置とのアセンブリの実施例を示す。
本発明に従う、装置がマットレス中に埋込まれた構成のマットレスと装置とのアセンブリの実施例を示す。
本発明に従う、少なくとも1つの本体または装置が、個々の本体部分に分割された構成の実施例を示す。
図9における本発明の従うアセンブリの可能な適用例を示す側面図である。
拡張可能な装置の変形例を示す。
屈曲手段の他の実施例を有するアセンブリを示す。] 図1 図9
実施例

[0029] 図1は本発明に従う装置1を示す。この装置はマットレス2と組み合わせて適用される。] 図1
[0030] 装置1は三角形の断面(矢印Eを横切る方向)を有する本体3を備え、本体3は本実施の形態においては楔形であってそれ自身は中空となっている。本体3は膨張可能であり、その目的のために、ポンプ4が選択的に作動される。ポンプ4は導管5を経由して中空の楔形の本体3に接続される。ポンプ4は制御部の一実施例として、アンテナ7とともに設置されるマイクロコンピュータ6によって選択的に作動される。アンテナ7は携帯式の操作手段8にワイヤレス接続され、操作手段8は使用者がポンプ4を選択的に作動させるために使用される。]
[0031] 他の実施例においては、中空の楔形の本体3の内部における圧力を測定して、測定された信号に基づいて中空の楔形の本体3の内部の圧力を上昇するために、マイクロコンピュータ6を用いて、自動的かつ選択的にポンプ4を作動させるために圧力ゲージ9が用いられる。]
[0032] 遮断バルブ、栓、または出口バルブ11が他の導管10に取り付けられる。出口バルブ11もマイクロコンピュータ6により選択的に作動されうる。出口バルブ11は中空の楔形の本体3の内部の圧力を減じる目的でて取り付けられている。出口バルブ11も、ポンプ4と中空の楔形の本体3との間に取り付けられてもよい。]
[0033] 中空の楔形の本体3は矢印Aの方向にマットレス2の下に、好ましくはベース12の上に取り付けられてもよい。この中空の楔形の本体3はベース12とマットレス2との間に挿入されることとなる。]
[0034] 中空の楔形の本体3は、矢印B、C、Dで示すように、マットレスの周囲において、取り付けることにふさわしい場所が多く存在し、またマットレス2の上または下に配置することが可能である。]
[0035] 好ましい実施の形態においては、中空の楔形の本体3はいずれにおいても矢印AおよびCで示されるマットレスの長辺側に配置される。これは図2に示す状態である。] 図2
[0036] 図2は図1の楔形の装置3の変形例を示しており、ここでは装置3’は、外側に向けて並べられ、徐々に厚くなる一連の3つの管状中空本体27,26,25により形成されたものである。] 図1 図2
[0037] スプリングベース14を有するフレーム13が、図3に示されるように(図2のように)配置され、それらの上にマットレス2が載置される。マットレス2の両側に2つの中空の楔形の本体3がマットレスの表面上に取り付けられている。] 図2 図3
[0038] 図2および図3の実施例においては、マイクロコンピュータ6は省略されているが、ポンプ4はマイクロコンピュータ6の制御下にあることが好ましい。] 図2 図3
[0039] ポンプ4はバルブ16を経由して、マットレス2のいずれかの側の2つの中空の楔形の本体3のそれぞれに接続されている。バルブ手段は、2つの中空の楔形の本体3のいずれかに対して接続されるポンプ4を選択できるようにするために、マイクロコンピュータ6あるいは他の態様として具現される制御部と組み合わせて用いられてもよい。バルブ部材16はポンプ4に対して、2つの楔形の中空の本体3のいずれと接続するかの選択を与えることが可能であることもまた当然である。図1は図示された楔形の本体が薄膜または仕切り壁17によって区画に分割された、実現可能な態様を示している。各区画は、このように分離されたそれぞれの区画の硬さ、支持性、硬度を、使用初期および使用後ある時間経過後の双方において調節可能とするために、バルブ18を経由して、図2の本体3と同様の態様によりポンプと接続され得る。] 図1 図2
[0040] 図3は、ヒンジ状の構成を有する本発明に従うマットレス2および装置3,3のアセンブリ18を示す。当該装置はマットレス2の両端に沿う、楔形の本体3と第2の楔形の本体3を備える。アセンブリ18の側端部に沿って当該装置はボックススプリング17のような支持体の上に設置される。図4においては、ボックススプリング17は細長い枠体20によって代用される。マットレス2は、容易に屈曲して、楔形の本体3や第2の楔形の本体3により規定される形状に適応し、本発明に従うヒンジ状の構成を形成するような切り込み部19を有している。切り込み部19の外側で、横方向に配置された、マットレス2の波形部24は、たとえば縫合やベルクロ(velcro)接続(図示せず)を用いて、マットレス2に固定されるように接続されている。図3において、マットレス2は発泡体のコアを有するマットレスである。それに対し、図4はバネ入りマットレスを示している。バネ入りマットレスの場合、意図された隙間21が切り込み部19とともに形成され得る。図4の左側により詳しく示されるように、上記のように形成されたヒンジ部の構成が容易に曲がるようにするための凹み29が上面28に設けられている。] 図3 図4
[0041] 図4はさらに、切り込み部19を有するマットレス2の下に矢印Aの方向に装置3,3が配置された際に、どのようにして隙間21がマットレス2を装置3,3の形状に適合させるかを示している。この目的のために、マットレス2の外側に配置された波形部24は、本体3のスペースを設けるか確保するように、矢印Fが示す方向に簡単に持ち上げることができる。図4においては、隙間または切り込み部19は実質的にマットレス2の厚み方向の大部分にわたって形成されるが、それらは厚み方向の全体にわたるものであってもよい。] 図4
[0042] 図6の実施例においては、表層またはスリーブ30がマットレス2と装置3のアセンブリの周囲に配置される。表層30は側面31の矢印G方向の寸法が変化(増加)するように調整することができるようにするために、少なくとも可撓性があり、好ましくは弾性も備える。] 図6
[0043] 図7は、張力ケーブル32に基づく屈曲手段を有する本発明に従うアセンブリの可能な実施例を示している。張力ケーブル32は、本体3の側面33の高さに沿う方向に、約半分の高さのところから、傾斜面34にかけて延びており、そこへ張り固定されている。この固定部から、これあるいは他のケーブルが、マットレス2の波形部24の最下点35まで続いている。本体が萎んで空気がそこから放出されたときには、張力ケーブル32は、中空の本体3の被覆層がそれ自体の上で折り畳まれるように機能する。] 図7
[0044] 本体3の上方に向く点37が、波形部24の近隣点38の上の固定具36とともに配置されており、これによって屈曲手段の動作がより向上される。]
[0045] 更なる追加や変形として、張力ケーブル32は弾性を有していてもよく、マットレス2(または少なくともマットレス2のコア)の静止部40の底点39に固定されることが好ましい。本体3のコンパクトな折り畳みに加えて、弾性のないまたは弾性のあるケーブル32により、その側面33が過度に膨らまないようにする。これは、マットレス2と装置または本体3とのアセンブリの側壁31上における表層30の伸縮性によっても防止される。]
[0046] 図8は本体が波形部24の下でマットレス2の発泡体コア2の中に埋め込まれているという追加のまたは代替的な構成を有する実施例を示している。装置または本体3の下に延びるものはマットレスコア2の材料の脚部41であり、外側の自由端に固定用突起部42を有しており、このため装置または本体3が膨張していない状態において、マットレス2のコア2の波形部における受入凹部43が設けられる。] 図8
[0047] 図9および図10は更なる実施例を示しており、当該装置は様々な本体部分3,44,45,46を含んでいる。マットレス2の下地あるいは支持表面の波形は、たとえば個々の本体部分への単一のポンプや様々な分岐部で全ての本体部分を十分に膨張した状態にした後に、制御された態様で、本体部分の個別の収縮が可能となるように、本体部分の各々において個別のバルブによる、1つのポンプや様々なポンプへの個別の接続により、本体部分の各々が個別に膨張および圧縮される際に、調整され、また微調節され得る。さらに当該装置を個々の本体部分3,44,45,46へ分割することで、当該本体部分の下のベースに、図10に示すように、たとえばマットレス2の長手方向に延びるような追加の波形を形成することが可能となる。たとえば図1の実施例に示す単一の本体3における徐々に傾斜する波形に代えて、ここでは1つの本体3が屈曲した状態となる。分割された本体部分は、たとえ図10に示すようなマットレス2の下のベースが横方向の波形を有する場合でも、図3に示すように、下地表面又は支持表面がゆるやかな波形を形成することを可能とする。] 図1 図10 図3 図9
[0048] 図11は膨張および圧縮可能な装置の他の例47を有する実施例を示す。装置47は膨張可能な構成要素48の積層構造を有しており、それらの外形は上方に向けて徐々に小さくなり、構成要素48の各々の外側の端部は上下に位置合わせされる。屈曲手段に対する必要性をなくすことができる。それは構成要素48を有する装置の構成47が、当該構成要素におけるチャンバーが収縮した際に、きちんと平坦に収縮するからである。] 図11
[0049] 図12は、比較的鋭利な角部が生じるものの、本発明に従うアセンブリの外面で、さらにゆるやかに変形させるために、波形部24の角端部38が面取りされた例を示す。] 図12
[0050] 屈曲手段のより単純な実施例は、図12の実施例の図に組み入れられている。張力ケーブルは、ここでは装置の内部には配置されておらず、単純に当該装置と波形部との間の、装置3の外側の上端角部から波形部24の角部35にわたって配置されている。] 図12
[0051] 上記の図示された実施例においては、少なくとも楔形の本体3の周囲に被覆層が配置されている。このような被覆層は取り外し可能なスリーブ23の形状を採ることができる。スリーブ23は特に装置3の上に固定されるように配置され、取り外し可能であり、たとえば滑らかな、または少なくとも封止可能なプラスチックで作られており、たとえば病院の洗浄ラインや洗濯機にて別途洗浄することが可能となるように取り外し可能である。]
[0052] 上記の内容を吟味すると、多くの追加のあるいは代替的な実施例が当業者には想到可能であり、添付の請求項、特に単一の独立請求項に規定された内容あるいは上記の文章から逸脱しない限り、すべて本発明の実施例として扱われるべきであると考えられる。様々な変形の可能性は、既に上述したように、図面において具体的に示されたものの代替手段として記載されている。より短く中空であり、硬く、あるいは充填された楔形本体が、マットレスにおける頭側の端部や脚側の端部に適用されたときには、使用者の脚を上方に動かすことができ、および/または枕の必要性が減じられるかなくすこともできる。本体を空気を用いて膨張することについて本文中に繰り返し記載されているが、使用者はもちろん他の流体、たとえば水などを用いることもできる。本体3は、中空である必要はなく、膨張可能である必要もなく、ゲルや他の物質が充填されて硬くされてもよいし、発泡体などから形成されたものであってもよい。図5はこのような実施例を示しており、ベッドの長さよりも多少、あるいはかなり短くなるように本体が形成され、そしてベッドの長辺側だけでなく、ベッドの短辺側にも使用できる。本体3はまた、通常のベッドやウォーターベッドの一部を形成することもでき、たとえば通常の下地表面の上に載置される区画状の態様で構成することもできる。本発明に従う装置は単にマットレスと組み合わせて単独で用いる態様に限らず、たとえばシートや椅子などと組み合わせて用いることもできる。] 図5
权利要求:

請求項1
下地表面や支持表面の形状を規定する、マットレスのコアを形成する発泡層のような要素と、前記下地表面あるいは支持表面の形状を波形に適合するための要素と共に用いられる装置とを備え、前記装置は選択的に膨張および/または圧縮が可能な少なくとも1つの本体を有しており、前記本体は、使用中に下側で延在する前記要素の一部の内部に埋め込まれるか、前記要素の一部の下に配置され、その上方に前記要素の厚みの大部分を有し、前記本体は前記要素の波形部に対して、前記下地表面あるいは支持表面における波形を選択的にもたらすために作動し、前記波形部は前記要素の他の部分に旋回可能な構成部分を介して接続されている、アセンブリ。
請求項2
請求項1に記載のアセンブリであり、使用時に上記本体が実質的に楔形の断面形状を有する。
請求項3
請求項1または2に記載のアセンブリであり、前記本体が膨張した状態において、前記要素の波形部は、前記要素の他の部分に対して、断面において5°以上45°以下の角度を有する。
請求項4
請求項1,2または3に記載のアセンブリであり、前記本体は膨張可能である。
請求項5
先行する請求項の少なくとも1つに記載のアセンブリであり、前記本体は、前記要素の端部に沿う少なくとも2つの個別の本体部分を有する。
請求項6
請求項5に記載のアセンブリであり、前記本体部分は、選択的に膨張および収縮が可能である。
請求項7
先行する請求項の少なくとも1つに記載のアセンブリであり、前記本体に接続されまたは接続可能であり、制御部で制御可能であるポンプをさらに備え、前記制御部は使用者により作動される操作手段を有する。
請求項8
請求項7に記載のアセンブリであり、前記操作手段は携帯式であり、使用中に前記ポンプとワイヤレス接続される。
請求項9
請求項7または8に記載のアセンブリであり、前記ポンプは前記本体に実質的に固定されるように接続されている。
請求項10
少なくとも請求項4に記載のアセンブリであり、選択的に制御可能な出力バルブが上記本体に接続される。
請求項11
先行する請求項の少なくとも1つに記載のアセンブリであり、上記要素の他の端部に沿って少なくとも1つの第2の本体をさらに有する。
請求項12
先行する請求項の少なくとも1つに記載のアセンブリであり、前記アセンブリの周囲にスリーブまたは表層が配置され、前記下地表面または支持表面から下方に延びる側面に沿う部分の少なくとも一部は弾性を有する。
請求項13
先行する請求項の少なくとも1つに記載のアセンブリであり、収縮状態において前記本体をコンパクトな形状にするための屈曲手段を有する。
請求項14
請求項13に記載のアセンブリであり、前記屈曲手段は張力ケーブルを有している。
請求項15
請求項14に記載のアセンブリであり、前記張力ケーブルは弾性を有している。
請求項16
先行する請求項の少なくとも1つに記載のアセンブリであり、前記要素の旋回構成は、前記装置から前記下地表面または支持表面の下方の位置まで上方に延びる少なくとも1つの切込み部を有しており、前記要素は前記装置により規定される形状に前記装置内で局所的に適応可能である。
請求項17
先行する請求項の少なくとも1つに記載のアセンブリであり、前記要素の旋回構成は、前記下地表面または支持表面から下方に延びる少なくとも1つの切込み部を有しており、前記要素は前記装置により規定される形状に前記装置内で局所的に適応可能である。
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同族专利:
公开号 | 公开日
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2012-02-07| A300| Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20120207 |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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